26年前日記

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オーストラリアの本格リゾートでの優雅な休日–1989年9月11日

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この日は終日、お休みの日。

午前中はゴルフの見学。 小室さん、加藤さん、正木、山本の4人でプレー。

東大3人組のター兄、及川、木村とアベ姉とともにキャディーとして一緒にコースを回った。

午後は、卓球、テニス、ビリヤードとスポーツ三昧の一日だった。

夜は、ツアコンの加藤さんの提案で、正装して食事をしようということになる。

ウルトラクイズの決勝では正装することが多いので、みんな、とりあえずスーツを持参している。それをまったく使わないのももったいないので、というのが加藤さんのご提案だった。もっともなご意見だが、引っかかるものもあるよな。

食事の後、再度ビリヤード。 ビリヤードにかけては、僕はちょっと腕に自信があったのだが、これも加藤さんに負けてしまったらしい。

By: ajari

翌日はクイズ。 疲れたので、早く寝ることにした。

こうして僕らの1989年のウルトラクイズの旅はつづく。

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ファンの皆様のご要望にお応えして、ショットオーバーの大声クイズをテーマに「帰れTシャツ」を作成、販売することになりました。現在、下記のサイトにてデザインを募集しています。デザインの腕に自身のある方は是非ご応募ください。
[ 「帰れTシャツ」デザイン募集のページ]

 <お知らせ2>  今年2015年の年末、東京でMan of the Year Seniorというクイズの大会及びパーティーを行うことになりました。これは私たちが学生時代に毎年年末に行われていた学生クイズ日本一決定戦のシニア版です。一般の方も見て楽しめる内容になると思います。 皆さん、是非お越しください。 開催日:2015年12月26日 開催場所:東京ウィメンズプラザ(渋谷区神宮前5-53-67) 詳細は公式サイトからどうぞ。FBページツイッターでも随時情報を発信しています。

 

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田舎町モーリーを離れ、ブルーマウンテン国立公園内の高級リゾートへ–1989年9月10日

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昨日の危機一髪のバラマキクイズをかろうじて勝ち抜け、この日は次の場所への移動日。 クイズの旅は1/3が消化した。

モーリーの田舎町からやって来たのは、シドニー郊外にあるブルーマウンテン国立公園の中にある高級リゾートFairmont Resort。

私たちのウルトラクイズの旅で泊まったホテルの中ではここが一番贅沢なホテルだったと思う。ちなみに、ホテルの現在はこんな感じ。

Fairmont Resort, Blue Mountains

(↑クリックするとホテルのサイトに飛びます)

この日の日記は言葉数が少ない。

モーリーでかろうじて命拾いしたという思いと、バスでの長距離の移動による疲れのためだろう。

麻雀の卓を永田さんと東大の木村、立命館の山本と囲み、永田さんが一人勝ちし、木村と山本が沈んだらしい。 私は可もなく不可もなくといったところだ。 準決勝で負けるまで、前日のモーリーのバラマキクイズ以外はほとんど危ないところはなかった。この旅の道中、私のバイオリズムは極めて安定していた。 2015-09-07 15.42.27 こうして僕らの1989年のウルトラクイズの旅はつづく。

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バラマキクイズで大苦戦 命からがら生き延びる–1989年9月9日

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朝6時に起きて、学校のところまで散歩する。

8時に出発して、クイズ会場まで1時間近く待たされる。そのうち待たされることには慣れるのだが、このころはまだ慣れていなかった。待っている間というのは、いろいろなことを考えて、心が掻き乱される。

でも、この日はバラマキクイズだという確信があったし、大勢なので、まあ、大丈夫だろうと高を括っていたところもある。

そして、いよいよクイズ開始。

予想通り、バラマキだった。

1問目「食物繊維」を答える問題に回答できなかった。次いで、2問目「ハズレ」を引いてしまった。

3問目バラマキに相応しい問題に当たった。

トメ「問題:早口言葉で、隣の竹垣に竹立て掛けたのはどうして?」

ウルトラクイズのバラマキらしい問題などと他人事みたいに言えるのは、あれからずいぶん時間が経ったからであって、このときは虚を衝かれて、頭の中が真っ白になってしまった。(正解:竹立てかけたかったから)

3回問題を引いて、2問不正解、1問ハズレ。このあたりですでに最初の勝ち抜けが決まっている。 絶体絶命というのが、偽らざるこの時の心境だった。 ただひたすら駆けて次の問題に挑戦するのみだった。

4問目。 トメさんが封筒を開け、「問題!」と声を発すると、ひと安心する。少なくともハズレではないのだ。

トメ「政治家が選挙のときに必要とする3つのバンとは、鞄、看板と何?」 私「地盤」 やっと1問正解できた時は、まず、ホッとした。

そして、でも、もう1問、次は絶対に外せないという崖っぷちに立たされた心境だった。

問題を拾いに行って戻ってくると、長い列ができている。 次々に勝ち抜けが決まっていく。あと数席。

自分に順番は回ってくるのか?そればかりが気になる。 前の順番の人が間違えたり、ハズレを引いたりしていると、命が少し伸びた気がした。正解して、勝ち抜けると、死刑執行の階段を一段登る気分になる。

後輩のトシノリが勝ち抜け、長戸も勝ち抜けている。 勝ち抜けの席はあと2つというところで、なんとか順番が回ってきた。

トメさんが封筒を開ける。問題があるようだ。

トメ「問題:今年6月4日、プロ野球史上最年少の21歳9ヶ月での100号本塁打を達成した西武の主砲は?」

私「清原っ!」

トメ「正解!勝ち抜け!」

嬉しかった。涙がでるほど、嬉しかった。これで、間違えていたら、先へ進めないのだから。

勝ち抜け席に走って行って、先に抜けていた、長戸と抱き合って喜んだ。

私自身はギリギリで勝ち抜けたが、ゴールドコーストのマル遊組仲間のしづ姉、ヤマピー、吉田くんの3人がここで落ちてしまった。

午後、勝ち抜け組はまた競馬場へ。他に楽しみはないのだから。

夕食は中華料理。こんな田舎町でも中華料理があることを知って驚いた。

だが、このときはなぜオーストラリアの大平原のど真ん中で中華料理屋に入ったのか、知る由もなかった。

夜、構成作家の藤原さんと小倉アナが巡回。こうやって挑戦者の動きをスタッフは常に監視している。番組作りのネタに欠かせないからだ。 2015-09-07 15.41.51 こうして僕らの1989年のウルトラクイズの旅はつづく。

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モーリーでの草競馬の休日–1989年9月8日

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楽しかったゴールドコーストのサーファーズパラダイスを離れて、内陸部の大平原地帯へ移動。 2015-09-07 15.40.22

7時間のバスの旅の後、辿り着いたのはモーリーという田舎町。

この日は、昼食はサンドイッチだけで少ないなあと感じたのだが、夜は今度は逆に食べきれないくらい出てきた。 アベ姉としづ姉からも食べてよと残り物が回ってきたので、ますます食べきれなかった。

昼食後に、正木たちと競馬場へ。 買っても当たらず。こんなところで運の無駄遣いしなくて良し。

モーリーは大平原のど真ん中。 明日はどう考えても、バラマキだ。 2015-09-07 15.40.34

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遊び人チーム、ゴールドコーストを突破–1989年9月7日

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休日の翌日はお約束通り、クイズの日。 クイズの形式は団体戦で、チーム対抗だった。 お揃いのトレーナーでクイズ会場のビーチに現れ、スタッフを驚かせたのだが、このあたりのやり取りは全部カット。スタッフとしては面白くなかったらしい。

ビーチに着くと、カメラの前で日本にいる人に状況を報告するという何やら企みの臭いのプンプンするビデオレターを作ったが、それがチーム分けの根拠となるものだった。

我々「遊び人」チームのメンバーは、私以外に、長戸、吉田、山田、恒川、しづ姉の6名。

メンツを見て一瞬で、私たちは黄金チームでここで脱落するわけはないと自信を持った。

このときに残っていた女性の参加者はアベ姉としづ姉の2人だけで、しかもしづ姉は誰もが認める美貌の持ち主。テレビ局としたら、どうしても落としたくはないはずだ。

それが故、事前の調査でクイズに強いとわかっているはずの、長戸と私、さらには立命館の長戸の後輩でもちろんクイズ研メンバーの恒川まで入っている。 さらには、これも貴重な年配のメンバーの山田さんに、旅のメンバーのリードオフマンたる吉田くん。 このチームは、スタッフが絶対に落としたくないと言っているに等しいメンバー構成だ。

だが、自信を持って、クイズに挑戦したはずなのに、豈図らんや、苦戦した。

初めのほうで回答権を取った「手のひらを太陽に」の問題を失敗したのは誤算だった。

問題:唱歌「手のひらを太陽に」に出てくる動物は全部で7つ。それは何でしょう?

青野「おけら」 吉田「ミミズ」 山田「カエル」 恒川「アメンボ」 と順調に来て私に回答権が回ってくる。山田さんが「カエル」を答えていたから、その続きでいけばいい。 「トンボ」と答えて正解。 そして、トリは長戸。 ところが、えっ、なんで詰まるの?で、とうとう「ゴメン」となってしまった。

後で、訊いたら「セミ」が頭に浮かんだとか。「セミ」はないだろ。字数が合わない。

ウルトラの旅が終わった後で、ラマダクラブの同窓会を開催すると、決まってどこかで「手のひらを太陽に」を唄ったものだ。

クイズの方は結局「日本には証券取引所がある都市が全部で8つあります。それを答えてください」というもので、「東京」「大阪」「名古屋」「京都」「広島」「新潟」と今ではなくなったところを中心に正解が出て、見事勝ち抜け。

ちなみに、京都、広島、新潟の取引所は2001年に東京証券取引所に吸収されてしまい、その後、さらに東京と大阪は経営統合されて日本取引所グループとなっている。他に残るのは名古屋、福岡、札幌だけだ。

30年近くの歳月が経ったわけだから、クイズの答えが変わってしまうのも仕方ない。

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ゴールドコーストの休日–1989年9月6日

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ウルトラクイズの旅でもオーストラリアはほぼ3日サイクルで日程が組まれていた。

<移動-休み-クイズ>が1サイクルだ。 前日が移動日で、この日が休日、そして翌日がクイズとなるわけだ。

午前中に、アベ姉、しづ姉、正木茂、関戸らと買い物にでかけた。途中で、トレーナー作戦のトレーナーを買い込む。 トレーナー作戦とはグアムの奇襲の晩に相談した、スタッフを驚かせようという作戦だ。

そして、「その後、とうとうゴールドコーストを眼にして」しまうことになる。

波打ち際で裸足なって、走るわ、叫ぶわの大騒ぎ。 視界のほとんどが海。水平線が大きく弧を描く。

サーファーズパラダイス。 「天国ってところはバスで16時間もかかるんだね。そんなに簡単には行けないということがよくわかった」というのがその時の感想だ。(^^)

夜はアベ姉らのセカンドルームに挑戦者全員が集まって、トレーナー作戦の最終確認。

いよいよ翌日決行だ。

同い年の井端くんが会社の休みが取りづらく、スタッフが会社に電話してくれて、ようやく進んでよしということになったらしい。 ラマダクラブのメンバーの結束は固く、気持ちとしては皆で先に進みたいと思っていた。

だけど、必ず誰かが破れ、帰国するのがウルトラクイズの宿命だ。 何ともやりきれない。 2015-09-05 17.37.23 こうして僕らの1989年のウルトラクイズの旅はつづく。

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オーストラリアに到着 一路ゴールドコーストへ–1989年9月5日

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「9+16=25/シドニーの朝は寒かった。井端はぴらぴらのTシャツで震え、しづ姉は半袖を屁とも思っていなかった…」という書き出しでこの日の日記は始まっている。

「9+16=25」というのは、移動にかかった時間のことだ。 成田からシドニーまでが9時間、そこからバスでゴールドコーストまで16時間、合計25時間の移動。うんざりだぜ。

この年、オーストラリアのナショナルフラッグキャリアであるカンタス航空のストによってウルトラクイズの旅程が大きく影響された。オーストラリアに行くわけだから、当然、エアーズロックにも行くだったはず。でも、カンタス航空のストのために、思うように移動できない。

移動は結局すべてバスだ。 それで、東海岸沿いを南北に移動するだけとなった。

「行けども行けども同じような風景」とうんざりした気持ちが日記には綴られていた。

バスの中では小室父さんの隣だった。 小室さんは古くからのクイズ界の有名人で、それでお話を聞きたくて、私から近づいたのだと思う。きっとクイズに関するいろいろな話をしたはずなのだが、それでも「話題が旅程についていかない」と日記には書きつけてあった。

16時間とはそれほど長い移動なのだ。 初めてのオーストラリアなのに「飽きるほどオーストラリアを味わった」とも書いている!恒川が「オレのオーストラリア像が壊れる」とほざく。

そして、辿り着いた先はゴールドコーストのサーファーズパラダイス。

宿泊ホテルはRAMADA  INTERNATIONAL。同室者は長戸勇人。 2015-09-05 16.53.40 第13回ウルトラクイズの同窓会はこのホテルの名前をとって、ラマダクラブと名付けられることになる。このとき、このホテルに泊まった24名だけがメンバーの会員制クラブだ。

こうして僕らの1989年のウルトラクイズの旅はつづく。

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グアムから成田経由でオーストラリアへ–1989年9月4日

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前日、泥んこクイズの後、皆で宴会。 ゆっくり眠っていたところを午前3時に叩き起こされてしまった。完全にスタッフに裏をかかれた恰好だ。

1989年9月4日の日記

1989年9月4日の日記

○☓クイズで敗者1名を決めるというもの。 クイズはなんとわずか3問で決着がついてしまった。 終わった後、結果の発表はない。 皆で互いに答え合わせ。わずか3問で決まったということは、3問全部不正解の者が敗者だということだ。答え合わせで私はどうやら少なくとも1問は正解しているらしい。2問正解のようだということだった。 とにかく眠かったので、それで、部屋に戻るとすぐに眠りについた。 夜中に叩き起こされたので、翌朝も眠く、ちょっと寝坊気味。朝食も一番最後にレストランに行った。朝食はビュッフェだったので、皿に料理をとって、座る席を探した。 大学の後輩のトシノリの前の席がちょうど空いていた。 「よう。トシノリ、元気か」と声をかける。 まともな返事は帰ってこない。辛気臭いやつやなあ、独り心のなかで呟く。 朝食の開始が遅かったので、脇目もふらず、さっさと食べて、出発の支度のために部屋に戻る。 荷物をまとめてバスに乗り込もうというところへ、長戸から声をかけられる。 「おい、秋利。ちょっと」 何かと思えば、昨夜の○☓クイズのこと。クイズが終わって、皆で答え合わせをしたところ、どうやら大学の後輩のトシノリが唯一3問連続不正解で、帰国の憂き目に合うらしいということになったそうなのだ。 それを聞いてぞっとした。なるほど。それで、朝食の時、トシノリの前の席が空席だったのだ。 そうとも知らずに呑気にトシノリに「元気か」って声をかけるとは、我ながらかなりお目出度い。元気なわけないだろ。 長戸に慰めてやれよ、後輩だろ、と言われ、バスに乗り込むと、トシノリの隣の席はこれまた空席。当たり前だ。そんな暗雲の立ち込めた席には誰も座るはずない。 いまさらとは思ったが、先輩だし何か声をかけてやらないとと意を決して忘年会の話へ振る。トシノリの反応は鈍い。 空港へ着くと、「桃屋の花らっきょ」の愛称でお馴染みの近ツリのツアコン加藤さんが航空券を配る。 1名ずつ名前を呼び上げられ、最後に名前が呼び上げられなかった人が敗者というわけだ。 ところが、皆の答え合わせで全問不正解のはずのトシノリの名前が呼ばれた。誰もが驚く。トシノリ本人もきょとんとしている。 結局、航空券は25名全員に配られた。でも、チケットの上にオーストラリアに行けないマークがついていて、これが慶応大学クイズ研出身でライオンに勤めていた小林さんの航空券にあった。小林さんは前年の第12回ウルトラクイズでもアメリカ本土を前にアラスカで敗者となり、帰国の憂き目にあった人だ。 ともかく、我が後輩トシノリは敗者でなく良かった。 だが、その後もこの日の朝食の話になると、この呑気な先輩はなじられることになった。まあ、当たり前か。ハハハ。 こうして僕らの1989年のウルトラクイズの旅はつづく。

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