俺様のカレー作りには、市販のカレーのルウは必要ない。
みじん切りにした玉ねぎを弱火で長時間炒めたものをベースに各種スパイスで味付けし、鶏肉とトマトを加えて、牛乳あるいはココナツミルクでまろやかに仕上げるのが基本だ。
サイゴン市場で俺様が揃える香辛料の数々を覚書としてまとめてみた。
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俺様のカレーつくりに使う香辛料リストはこれだ
クミン (cumin)
毎日小さじ1杯のクミンが脂肪を燃やし、ダイエット効果があると言われ、お茶にして飲んでいるが、その効果の程は今だ謎。エスニック料理では、油の香りづけに使う。和名はウマゼリ(馬芹)。
カルダモン (cardamon)
清涼感のある香りの中に辛みとほろ苦さを潜めている。ガラムマサラには欠かせない。「スパイスの女王」と呼ばれる。これも油の香りづけに使われる。
クローブ (clove)
肉の臭みを抑えるスパイス。これもガラムマサラには欠かせない。丁子とか丁香とか呼ばれ、健胃剤としても知られる。さらには、ゴキブリ撃退には抜群とか。
シナモン (cinnamon)
ニッキとか桂皮とか呼ばれ、独特の甘味ある香りで広く知られている。ガラムマサラには欠かせない。原産地はベトナム近辺と言われている。こちらは別名「スパイスの王様」。カルダモンと合わせて、クイズのネタとして覚えておきたい。
コリアンダー (coriandar)
所謂、香菜(パクチー)。クセの強い香りを敬遠する人も多いが、カレーのスパイスとしては必須アイテム。
フェンネル (fennel)
和名はウイキョウ(茴香)。消化を助ける働きがあるといわれる。魚料理と相性がよく「魚のハーブ」として知られる。
唐辛子 (chili)
原産地は中南米。インドの胡椒を目指して西へ向かったコロンブスが西インド諸島で見つけた唐辛子を胡椒と勘違いして紹介したことから、今でもレッド・ペッパーという名前が残っているとか。
ナツメグ (nutmeg)
ハンバーグなどの肉料理に使われるスパイス。甘い香りが心地よく、俺様のカレーでももちろん欠かせない。サイゴン市場で揃えるスパイスの中でもっとも高価。一度に多量に摂取すると幻覚症状が出るなど危険らしい。
ターメリック (turmeric)
ウコン(鬱金)という名で漢方薬の一種としても知られている。カレーの黄色い色はまさしくこのスパイスの色。インドが生産量・輸出量ともに世界一らしい。
黒胡椒 (black pepper)
インド原産。中国では西方からもたれたものという意味で胡椒と呼ばれた。(胡は中国から見て西方・北方の異民族の蔑称)。「同じ料理に三度使う」と言われるほど、高い汎用性を持つことから、こちらもシナモンと同様に「スパイスの王様」と呼ばれることもある。
ニンニク (garlic)
料理では油に香りをつけるのに使われる。中国が世界の生産量の8割を占めると言われる。ベトナムのニンニクは日本のほど香りがきつくない。
生姜 (ginger)
原産地不明。日本には2-3世紀ごろ中国からもたらされたという。辛味の成分はショウガオール (Shogaol)。GINGERは幻冬舎が出版しているアラサー向けの女性ファッション雑誌。
集めたスパイスはこうやって整理
揃えた香辛料は容器に名前を書いたラベルを貼付け、
専用のスパイスラックに整理してしまっている。
これが俺様のカレーだ
そうして出来上がったのが、俺様のカレーだ。
基本はやはりチキンだ。
挽肉を使ったキーマ・カレーもたまには。
大きな海老を使うのもありだろう。
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